DHCPによるネットワーク情報自動設定の仕組み(説明)


  1. クライアントをネットワークに接続する。

  2. クライアントは、接続されたネットワークにおいて ブロードキャストによりDHCPサーバを探す。(DHCPDISCOVER)

  3. DHCPサーバはクライアントから要求を受け取ると、 IPアドレスを仮決定し、その他の情報も含めて クライアントに「これでどないでっか?」と打診する。 (DHCPOFFER)

  4. クライアントは一定時間後に、 打診を受けたDHCPサーバ(複数のサーバから打診される場合もある) から1つを選び、選択した情報をブロードキャストし、 サーバに割り当てを要求する。(DHCPREQUEST)

  5. 選択されたDHCPサーバは、 仮に割り当てていたIPアドレスを正式なものとし、 クライアントに伝える。(DHCPACK) 一方、選択されなかったDHCPサーバは、仮割り当てを破棄する。

  6. クライアントは、サーバからの通知を待って ネットワーク情報を設定し、作業を完了する。

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Last modified: Thu Apr 9 18:31:47 JST 1998